夜の突哨山でコノハズクの声を聞く会「声のブッポーソー」とも呼ばれるフクロウの仲間、コノハズクの鳴き声を聞く会が十三日夜、比布町との境界にある突哨山の森で開かれた=写真。

突哨山と身近な自然を考える会(出羽寛代表)の主催。雨の心配があったせいか参加者は七人。午後七時過ぎ、暗くなり始めた雑木林へ。

間もなく、森の奥から「キョッ キョッ キョー」と透明感のあるコノハズクの声が聞こえた。片道約一・五キロの散策路をたどり、途中、虫を求めて飛ぶコウモリの声や姿も楽しんだ。帰り間際にも、コノハズクの声が。

俳句の仲間四人で参加した坂本タカ女さん(81)は、「山を下りる間際にコノハズクの声が聞けて大感激。みんないい句を作れると思います」と話していた。