焼鳥屋のカウンターで、六十歳をとうに過ぎたオジサンとオバサンの一団が、「あの少年棋士・藤井聡太くんは、高校に進学すべきか否か」という話で盛り上がっている。オジサンの一人は、「高校くらい出ておいた方がいいべ」と言う。オバサンは「勉強なんていつでもできる。大検を取れば大学にも行ける。今は将棋を究めるべきよ」と主張する。藤井四段は十五歳になったばかり。 記事全文 »