音威子府村の天塩川温泉では、住民や観光客に楽しんでもらおうと、常設ギャラリーを七月一日からオープンします。同温泉は地域住民が日帰り温泉として利用したり、家族旅行や湯治客など旭川やその近郊から多くの観光客が訪れる温泉宿泊施設です。

豊かな水量を誇る天塩川と緑深い森林が広がる、自然豊かな音威子府村は旭川から車で約二時間半の上川北端に位置する村。「森と匠の村」をキャッチフレーズに、文化と芸術にも力を入れています。

ギャラリーの第一弾は、音威子府在住の性田尚女(なおめ)さんの絵画展です。性田さんは「日本の自然を描く展」入選や「純生展」、「朱葉会展」で新人賞を受賞した今年二十歳の新進気鋭の画家。期間は七月十八日まで。午前十時から午後六時まで開館しています。

天塩川温泉では今後も地域にゆかりのある作家の作品を展示していきます。問い合わせは同温泉(TEL01656―5―3330)まで。