東川９条の会は七月六日午後六時半から、同町農村環境改善センター（東町一ノ十五、TEL82―３２００）で、戦争体験を聞く会を開きます。
同会では戦争体験について聞く会を年一、二回開いています。今回は同月七日、同町でおこなわれる中国人強制連行事件殉難烈士慰霊祭に出席するために来町する、札幌在住の大河原孝一さんの話を聞きます。演題は「人間再生の地 撫順戦犯管理所の体験」。
大河原さんは一九二二年（大正十一年）、岩見沢市生まれ。四三年に旭川で入隊後、中国山東省へ。終戦後、旧ソ連に五年間抑留され、戦犯として中国・撫順戦犯管理所に移送され六年間を過ごしました。五六年に帰国。中国帰還連絡会を組織し、副会長を務めました。
参加料は三百円（高校生以下無料）です。問い合わせは、同会の近藤さん（TEL82―７０５０）へ。
