本格的な冬のシーズン到来に備え、旭川除排雪ネットワーク協議会(只石伸夫会長)が九日、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)で安全大会と接遇研修会を開いた=写真。

 大会には除雪業者や市土木事務所関係者ら約二百六十人が参加。只石会長は「冬道の除雪は市民と行政、それに私たち除雪業者が三位一体となって取り 組むことが求められています。そのためにはまず、私たちが安全・無事故・無災害で除雪作業に当たらなければなりません。また、市民への対応も適切におこな わなければなりません。朝、通勤通学に支障のないよう市民の冬の生活を守るのが、私たちの務めです」と今冬の除雪作業に向けての決意を述べた。

 この後、市土木事業所や中央・東警察署、道警備協会から、除雪の際の注意事項などについて説明があった。

 大会前に開かれた接遇研修会には百二十人ほどが参加。接遇マナーインストラクターが、市民からの苦情に対する応対の仕方について、「『恐れ入りま すが』や『失礼ですが』などのクッション言葉を入れて、自分が電話を掛けた立場になっての応対が必要です」などと一時間半にわたり、具体的な資料を使って アドバイスした。