東京メトロポリタン・ブラス・クインテットのコンサートが十九日(木)午後七時から、市民文化会館小ホールで行われます。

 この金管五重奏は、東京都交響楽団のブラスセクションを代表するプレイヤー五人で結成。バロックやクラシック、民謡、タンゴ、ジャズのスタンダードナンバーまで幅広いレパートリーをもっています。

 今年はオペラの作曲家、ワーグナーとヴェルディの生誕二百年にあたります。今コンサートでは、ワーグナーの「エルザの大聖堂への行列」(歌劇ローエングリンから)、ヴェルディの「凱旋行進曲」(歌劇アイーダから)などを演奏します。二部では作曲家、指揮者のすぎやまこういちさんが進行を務めます。

 主催者代表の水野靖久さんは「オペラでは大編成のオーケストラと合唱で音楽表現しますが、これを金管五重奏で聞かせようというのが今回の演奏会です。いかにオーケストラの迫力と遜色なく聴かせるかが、演奏者の腕の見せ所です」と話しています。

 前売りチケットは一般二千円(当日二千五百円)、高校生以下千円(同千五百円)。全席自由です。ヤマハミュージックリテイリング旭川店、クリスタルホール売店、市民文化会館売店で販売しています。

 問い合わせはファクス(FAX25―8825)で水野さんへ。