旭川兵村記念館(東旭川南一ノ六)で開催中の特別展「ペーパンを拓いた人びと」の関連講演会が二十六日(日)午後一時半から、同館で行われます。

 講演会のタイトルは「ペーパンの石碑―人間はなぜ石碑を残すのか」。講演者は管野逸一さんです。元旭川南高校長で、現在は國學院大學北海道短期大学部の特任准教授として歴史や民俗学を教えています。旭川市内にある約三百の石碑を調査した著書「旭川の石碑(いしぶみ)」(旭川叢書第二十巻、一九九二年)には、菊田熊之助翁像や福島団体紀念碑などペーパン地区に立つ石碑も多数収録されています。

 地域に存在した歴史文化遺産を保全することの重要性と、そのためには地域の人びとが文化遺産の存在を認識することが大事である、という視点からペーパンの石碑について語ります。

 無料で誰でも参加できます。問い合わせは旭川兵村記念館(TEL36―2323)へ。