NPO旭山動物園くらぶ(森禎宏理事長)の「環境保全フォーラム」が十九日(月・祝)午後一時から、旭山動物園内の学習ホールで行われます。

 講師は、富山市ファミリーパーク園長の山本茂行さんです。「神の鳥ライチョウをまもる~動物園ができること」をテーマに話します。

 山本さんは一九五〇年(昭和二十五年)富山県高岡市生まれ。八三年(同五十八年)、里山で自然や動物と親しむ富山市ファミリーパークの建設にあたり、請われて富山市役所に入庁。以来、同パークの運営に携わっています。

 同パークでは昨年から、特別天然記念物ニホンライチョウの飼育繁殖に取り組んでいて、乗鞍岳のライチョウから採卵した卵をふ化させる事業を行っています。北陸の山地のライチョウが安定して暮らせる環境を作ることを最終目的としています。講演では、この取り組みを始めとして、ライチョウの生態などについても話す予定です。

 講演に続いて、坂東元旭山動物園園長と山本さんのトークディスカッションが行われます。三時に終了の予定です。

 参加無料。誰でも参加できます(動物園の入園料は別途必要)。参加を希望する人は、旭山動物園くらぶへ電話(TEL73―6066)、ファクス(FAX73―6067)、またはメール(asahiyama@zooclub.jp)で、名前、住所、参加人数、電話番号を明記して申し込んで下さい。定員八十人に達し次第締め切ります。