東旭川在住の森下光晴さん(77)と、森下さんが人形作りを教える生徒さんの初めての「人形展」が三日から十六日まで、ギャラリー喫茶 舞・フレンド(末広五ノ一)で開かれた。

 森下さんは、十五年ほど前から石膏紙粘土で、踊りなどで使用する「ひょっとこ」などのお面の制作を始めた。二〇一五年(平成二十七年)から、お面作りの際にでる粘土の〝あまり〟を集め人形を作るようになった。今では十人の生徒に人形作りを教えている。

 これまでギャラリーなどで展示会を開いたことはなかったが、生徒の卒業記念をとの思いから今展を企画した。会場には自身の作品を含め約百二十点が並んだ。農作業の風景や家族団らんの様子など、ほのぼのとした作品ばかりだ。

 森下さんは「昔ながらの人々の表情を人形で表現しています。今度はテーマを統一して展示会が開ければ嬉しいです」と話していた。

 森下さんの人形教室への問い合せは、(TEL080―5594―4112)まで。