近隣市町の絵手紙サークルが集い、作品を発表する「北の絵手紙交流展」が二十九日(金)から十月一日(日)まで、北野地区住民センター(鷹栖町北野東三ノ二)で行われます。

 鷹栖町の北野絵手紙サークル(坂根玲子代表、会員数十一人)の主催。近郊市町で絵手紙を楽しむ人たちが集える機会を作りたいと一昨年に始め、今回で三回目の開催です。

 北野絵手紙サークルでは、独居老人に絵手紙を出すなどの活動もしてきました。代表の坂根さんは「絵手紙は、自分たちも描いて楽しく、また受け取った人にも喜んでもらえます。パソコンのプリンターが普及した今は、手で描くことが少なくなりました。こういう時代だからこそ、手書きの温もりを伝えたいです」と話します。

 旭川市から七団体、鷹栖町と東神楽町からそれぞれ一団体が参加します。展示数は二百を優に超しそうです。坂根さんは「『絵手紙は心のおやつ』という言葉があります。会場でそんな和やかな気持ちになっていただき、自分も絵手紙を始めてみようと思ってもらえたら」と来場を呼び掛けています。

 午前十時~午後五時(最終日は午後三時まで)。個人作品の展示も募集しています(二十五日まで)。問い合わせは坂根さん(TEL87―3262)へ。