作家遠藤周作(一九二三―一九九六)が江戸時代初期のキリシタン弾圧を描いた歴史小説「沈黙」を読み解く公開講座「迫害と弾圧―キリシタンとほっけさん」が十五日(日)午後二時から、ジュンク堂書店旭川店(一条買物公園フィール旭川)の五階で行われます。同店と旭川大学との連携協定による連続公開講座「読書の愉しみ」第十三講としての開催です。

 講師は、旭川大学経済学部長の吉田勝弘さんです。「沈黙」は一九六六年(昭和四十一年)に書き下ろされ、七一年(同四十六年)に篠田正浩監督が映画化、さらに二〇一六年(平成二十八年)にはハリウッド映画にもなっています。この作品について、経済学教授で法華宗の僧侶(立正寺住職)でもある吉田さんが読み解きます。

 入場無料ですが、整理券が必要です。同店の四階レジカウンターで配付しています。講座当日、車で来場した人にはハートピアパーキング(一ノ七)の三時間券が無料で発行されます。

 問い合わせはジュンク堂書店旭川店(TEL26―1120)へ。