おかだ紅雪庭(五ノ十六)の紅葉を被写体とする写真コンテストが作品を募集しています。実行委員会(森田陽子委員長)の主催。

 おかだ紅雪庭(旧岡田邸)は一九三三年(昭和八年)、酒蔵「北の誉」当主の自宅として建てられ、紅葉の美しさから別名「紅葉館」と呼ばれました。現在はそばと料理の店として動態保存されています。国(文化庁)の登録有形文化財指定、「旭川の歴史的建物の保存を考える会」の建築賞特別賞、また旭川市都市景観賞も受賞している貴重な建造物です。

 コンテストのテーマは「『おかだ紅雪庭』の紅葉の魅力が表現されたもの」です。応募は十一月十二日(日)正午までに、A4サイズプリント写真(額縁不要)で、直接同店に持ち込む(水曜定休)か、郵送(〒070―0035旭川市五条通十六丁目一〇九九番地)してください。未発表で、合成されていない作品に限ります。出品料は一点五百円。四点まで応募できます。

 グランプリには、おかだ紅雪庭の食事券一万円分が贈られ、作品が同店内に一年間展示されます。その他にも準グランプリ(食事券六千円分)、もみじ賞(同店の晩酌セット)、グラフ旭川賞(全国共通商品券五千円)、北海道新聞社賞(同)、あさひかわ新聞賞(図書券三千円)が用意されています。また応募者全員に参加賞が贈られます。

 受賞作品と応募作品は、十一月十三日(月)から十二月二十六日(火)まで、同店の応接間に展示されます。

 問い合わせは森田さん(TEL090―5983―6955、メール hanamizuki228731@gmail.com)へ。

 なお、二十二日(日)午前九時半から十一時まで、同店店内と中庭を開放して撮影会が行われます。問い合わせは、おかだ紅雪庭(TEL22―5570)へ。