まちづくりを考える市民団体「ウレシパあさひかわ」(井合典郎代表)の市民座談会が二十八日(土)午後六時十五分から、神楽公民館(神楽三ノ六)で行われます。

 第一部のテーマは「市民オンブズマンの意義について」。講師は元とかち市民オンブズマンの会事務局長の成瀬昇さんです。

 成瀬さんは四年前に旭川に転居してきました。あさひかわ新聞八月二十二日号のインタビューで「町内会の人たちと話をすると、市政や議会に対する不満がよく出るが、愚痴で終わってしまい、問題解決のための、あと半歩、一歩が出ない」と話しています。旭川にもこうした不満を取り上げ、行政や議会の監視活動などを行う“市民オンブズマン”が必要との観点から話す内容となりそうです。

 第二部のテーマは「原発を今一度考える」。講師は元旭川工業高校化学教諭の清水次幸さんです。

 清水さんは「今回は、原発が良いか悪いかは別にして、原子力エネルギーとはどのようにして発生するのか、純粋に学問的な話、物理の初歩的な話をするつもりです。原発に賛成するかしないかは、聴講後にそれぞれ皆さんで考えていただこうと思います」と話しています。

 入場無料。誰でも参加できます。問い合わせは井合さん(TEL25―6488)へ。