建物改修工事や防水工事を手がけるアイ・ディー・エフ(池田和広社長)が、旭山動物園開園五十周年を記念して、オオカミの森にインフォメーションサイン(五十万円相当)を寄贈。旭川市が六日、感謝状を贈った。

 同社は道内初のプロバレーボールチーム「ヴォレアス北海道」の母体となったクラブチームを持つ。ヴォレアスのイメージシンボルがエゾオオカミをモチーフにしていることから寄贈を思い立ったという。

 大きさは横1・8メートル、縦0・9メートル、高さ0・55メートルのステンレス材質。檻の前に九月に設置され、動物園の職員がオオカミファミリーをイラストで紹介する案内ボードを取り付けた。

 西川将人市長は、「ヴォレアスも一戦一戦勝ち上がってくれることを期待しています」と、エールを贈ると、池田社長は「来年二月の旭川開催を全勝で迎え、会場の市総合体育館を満席にしたいですね」と話していた。