アフリカのサハラ砂漠、マリとアルジェリアの国境にある村の出身で、トゥアレグ族のアーティスト、ウスマン・アグ・モサさんのライブ「砂漠のブルース」が十七日(火)午後七時から、ピザハウス・ココペリ(当麻町中央六区)で開かれます。

一九八五年生まれのウスマンさんは、幼い頃にマリの内戦を経験。二〇〇六年に亡命し、音楽を武器に故郷の現状を世界に伝える決心をします。以降、幼なじみとバンド「タミクレスト(=結び)」を結成し、音楽活動をスタート。国際的な音楽フェスティバルなどにも出演するようになりました。二〇一五年に故郷に戻り、サハラ砂漠で作曲活動を行っています。

ウスマンさんが来日するのは二度目です。ココペリでのライブが実現したのは、ウスマンさんの友人でアイヌの伝統弦楽器「トンコリ」の奏者、OKI(オキ)さんとのつながりからです。

午後六時に開場。チケットは二千五百円(ワンドリンク付き)。問い合わせはココペリ(TEL84―5938)まで。