映画「風は生きよという」(二〇一五年・八十一分)の上映会と対談が七月十五日(日)午後一時半から、市障害者福祉センターおぴった(宮前一ノ三)二階会議室で行われます。障害児も地域の普通学級へ・道北ネット(平田永代表)の主催です。

同ネットは、障がい者が地域社会で分け隔てなく生活していくには、幼少のころから皆で学び過ごす経験が必要であるとして、国連の「障害者権利条約」に明記されているインクルーシブ教育実現の運動を進めている団体です。設立二周年を迎えています。

映画は、人工呼吸器を使用していながら地域で淡々と暮らしている海老原宏美さんの日々の生活を中心に追ったドキュメントです。海老原さんは小学生から普通学校で過ごし、インクルーシブ教育の実現を強く願っている一人です。

海老原さんは「出来ないことがすごくたくさんある中で、障がい者が出来る大きな仕事っていうのは、外に出て人目について、人の意識の中に障がい者の存在を、ちょっとでも根付かせていくこと」と話しています。呼吸を助ける人工呼吸器から吹く風は、人と人をめぐり合わせてくれるのだそうです。

上映後、海老原さんと宍戸大裕監督の対談があります。終了は四時半ごろです。

入場料は千円(中学生以下、無料。車椅子などの介助者は無料)。チケット購入は、まちなかぶんか小屋(七条買物公園、TEL23―2801)で。

電話で予約ができます。予約と問い合わせは、同ネット・平田江津子事務局長(TEL080―9619―2801)へ。

協賛・支援のお願い

同ネットは、上映会・対談に賛同する人に、カンパ(一口・千円)を呼び掛けています。氏名・住所・電話番号・口数を記入し、郵便振替(02770―8―49260)で振り込んでください。

また上映会で配布する資料に掲載する広告も募っています。A4全面・一万円、半面・五千円、四分の一・三千円、八分の一・二千円です。六月三十日までメールか郵送、持参で、同ネット事務局長の平田さんまで。原稿は、〒070―8028 旭川市南が丘1―3―3 障害児も地域の普通学級へ・道北ネット 事務局長 平田宛。 メール送付先は kkhhesfam@yahoo.co.jp 。料金の振込みは、ゆうちょ銀行・口座番号02770―8―49260へ。