旭川明成高校(五十嵐敦子校長)の花本拓己くん(三年・図書委員長)が十九日、旭川点字図書館(七ノ十四・宮崎伸一館長)を訪れ、一万四千四百七十円を寄付した。

 同校の図書委員会は、生徒と職員、保護者などから集めた古本を学校祭で販売する「古本市」を開き、売上金を点字図書に寄付する活動を二〇一五年(平成二十七年)から開始。今年の学校祭(六、七日)の古本市では、小説や実用書、絵本、マンガ本、など約七百冊が集まり、百六十五冊、一万四千四百七十円を売り上げた。

 売上金を宮崎館長に手渡した花本くんは「今年は売れた本の冊数は今までで一番でした。目の不自由な人たちに役立てて頂ければ嬉しいです」と話した。