旭岳、天人峡の地質的な成り立ちを学ぶ「カムイの大地ジオツアー二〇一八」が九月十五日(土)、行われます。あさひかわジオパークの会(会長=和田恵治・道教育大旭川校教授)の主催。

 和田会長が案内人となり、観光歩道が復旧した天人峡・羽衣の滝などを訪れます。

 羽衣の滝では、岩体が柱状になった「柱状節理」が水流で浸食され、大きな滝となった成り立ちを学びます。

 おいしい湧き水で知られる「大雪旭岳源水」では、羽衣の滝ができた以降の時代に起こった噴火で溶岩が流れ、その流れに沿って地下水が流れ出ている様子を学びます。

 また旭岳温泉では、噴出物に含まれる天然マンガンの結晶化を見学します。

 当日は午前八時半に市障害者福祉センターおぴった(宮前一ノ三)を出発。九時に道の駅ひがしかわ「道草館」(東川町東町一)で途中乗車。おぴった帰着は午後四時半の予定です。

 参加費は五百円(保険代、資料代を含む)。先着四十人まで受け付けます。小学生以下は保護者が同伴してください。動きやすい服装、汚れても良い靴で。昼食、飲みもの、雨具を持参してください。

 申し込みは九月十三日(木)までに大雪山カムイミンタラジオパーク構想推進協議会事務局(旭川市教育委員会社会教育課内、TEL25―7190)へ。