ベースとドラムの二人組、韓国のグラインドコアバンド「パムソム海賊団」を追ったドキュメンタリー『パムソム海賊団、ソウル・インフェルノ』(二〇一七年/韓国/百十九分)の上映会が二十四日(土)、まちなかぶんか小屋(七条買物公園)で行われます。まちなかぶんか小屋の自主企画、ドキュメンタリーナウⅥ・特集「表現と出合う、場」の第三弾です。

 韓国社会の様々な問題と接点を持ちながら、欺瞞に満ちた世の中をふざけた歌詞で挑発する「パムソム海賊団」。自由奔放に活動する彼らでしたが、二〇一二年、友人のプロデューサーが国家保安法違反の罪で逮捕されます。一転してシリアスな展開を迎える後半にも注目です。山形国際ドキュメンタリー映画祭二〇一七年特別賞受賞作品。

 上映は①午前十時②午後二時③午後七時からの三回で、開場は各回とも開演の三十分前。定員三十人。チケットは前売千円、当日千二百円。会員・学生は二百円引きです。まちなかぶんか小屋、こども冨貴堂、ジュンク堂書店旭川店で取り扱っています。

 問い合わせと予約は、まちなかぶんか小屋(TEL・FAX23―2801、メール bunkagoya@sky.plala.or.jp)へ。