旭川ななかまど文化賞(同協議会主催、井内敏樹会長)の第四十二回受賞者の発表が十一日、市役所内の市政記者室で行われた。

 受賞したのは、シャンテパステル画会(絵画)、せせらぎウィンドアンサンブル(吹奏楽)、南加奈子さん(フルート)の二団体一個人。

 絵画の分野で受賞したシャンテパステル画会は、一九七九年(昭和五十四年)に第一回の展示会を行って以来、パステル画のジャンルで四十年間、活動を積み重ねてきた。

 現在十五人いる会員はすべて女性。会の規約に性別による入会制限は盛り込まれていないものの、これまで男性が入ったことは一度もないそうだ。

 会員のほとんどは日ごろ、個々に彫刻や油絵などを制作・発表しているが、年に一回パステル画を描き、持ち寄って展覧会を開催。五年ごとに記念展を開いている。代表の成澤正子さん(72)は「昨年は創立四十周年記念展として、七月にヒラマ画廊と市民文化会館展示室で展示し、その後に深川市のアートホール東洲館でも開催し、大変忙しい一年でした」と振り返った。

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