小説『あん』の著者、ドリアン助川の講演会が三月十日(日)午後一時半から、東川町複合交流施設・せんとぴゅあⅡ(北町一)講堂で行われます。同施設の図書館「ほんの森」で活動するボランティア団体・としょりんの主催です。

 助川は一九六二年東京生まれの神戸育ち。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。長野パラリンピック大会歌「旅立ちの時」の作詞者で知られます。ラジオ深夜放送のパーソナリティとして、若者の苦悩を受け止める放送内容が評価され、放送文化基金賞を受賞しています。小説『あん』は河瀬直美監督により映画化され、二〇一五年カンヌ国際映画祭のオープニングフィルムとなりました。

 当日は「それでも、人生は美しい―悩みを抱える若者へのメッセージ―」と題して話します。
 参加無料です。申し込みの必要はありません。直接会場へ。

 託児があります。定員二十人。一人につき百円(茶菓子代)。希望する人は二十七日までに、子どもの氏名・年齢・性別・食品アレルギーの有無・電話番号を添え、電話かメールで申し込んでください。三時四十五分ごろ終了の予定です。

 託児の予約は、せんとぴゅあⅡ文化レクリエーション課(TEL82―4245、メール ksz2013-centpure@yahoo.co.jp)へ。