男山(永山二ノ七)は、一九七九年に誕生した「特別純米原酒御免酒」=写真=をリニューアルし、一日の出荷分から販売をスタートした。

 同商品は、一七三三年に徳川家八代将軍吉宗の「御膳酒」として幕府に納めることを許されたと言われる故事に因み、一九七九年に誕生した同社のロングセラー商品。

 「将軍御用達酒は味わいさわやかにして品よく飲みあきず」をコンセプトに、当時としては珍しい低アルコールで冷やして飲む辛口の純米原酒として造られた。今回のリニューアルでは、発売当時のコンセプトや味わいは変えずに、レッテルを一新した。新しいレッテルは徳川家の家紋「葵」をモチーフに三枚の葉で「御」「免」「酒」の文字をかたどり、背景には同じく徳川家の定め小紋「御召十」が描かれ、光の加減で見えるようにデザインした。

 一・八㍑入り二千百五十六円、七百二十㍉㍑入り千百円、三百㍉㍑入り四百四十円いずれも税別。数量限定で、市内をはじめ道内の酒販店で販売中。

 問い合わせは同社(TEL48―3777)へ。