「ぴっぷ丸ごと水田! 泥んこだらけのバレー大会」が十四日、グリーンパークぴっぷ(比布町北七線)近くの休耕田で開かれた。実行委員会(中野譲実行委員長)の主催。

 十一回目の大会には、町内や旭川などから二十二チーム、百三十二人が参加。開会式では、中野実行委員長が「ようこそ比布町へ。本日は賞品に比布町産の美味しいお米を用意しているので、ぜひ、頑張って持って帰ってください」と挨拶。デモンストレーションとして、プロバレーボールのヴォレアス北海道の選手たちが登場。大会参加者や応援に駆け付けたギャラリーを盛り上げた。

 ゲームは三セットマッチ。午前中は三チームごとに分かれた総当たり戦の予選、午後には各グループの一位による決勝トーナメントが行なわれた。選手たちは泥に臆することなく、優勝賞品の米二俵を目指して熱い戦いを繰り広げた。

 初めて出場したという山崎優輝さん(33)は、「想像以上に楽しくて、泥も気持ち良いです。最後まで全力でプレーします」と泥だらけで話していた。