韓国栄州伊山小学校の六年生二十人が十六日、西神楽小学校(中谷芙美子校長)を訪れた。伊山小学校の子どもたちが旭川に訪れるのは五回目。今回は研修旅行の一環で、校長同士の繋がりもあり、西神楽小を訪問して同校の六年生十九人と交流した。

 授業は、お互いの自己紹介を英語で行うことからスタート。日本の遊び「じゃんけん列車」などの遊びや書写の授業を一緒に受けた。

 体育館で行われた特活授業では、伊山小の子どもたちが伝統楽器「チャング」の演奏やKポップ(韓国のポップスミュージック)ダンスを披露。西神楽小学校の子どもたちから大きな拍手が送られた。

 昼食の時間には「おでん」や「おひたし」など、日本ならではの給食を楽しんだ。

 児童会長の細山昴くんは、「伊山小の皆は、今日のためにダンスや日本語をたくさん練習してきていて、すごいなと思いました。最初は緊張したけど、みんな笑顔いっぱいで、優しくて楽しかったです」と話していた。