「人口減少時代を生きる地域の外国人人材の受入と共生まちづくり」をテーマにした、『地方創生セミナー』が二十九日(火)午後一時から、ホテルOMO7旭川(六ノ九)で行われます。上川総合振興局の主催。

 上川管内でも人口減少に伴い様々な産業分野での人手不足が顕著になっています。こうした中、今年四月、出入国管理法の改正で、介護や外食産業など十四分野で約三十四万人の外国人材の受け入れを見込む政策が進められています。

 このセミナーは外国人をどのように受け入れ、共生に向けたまちづくりをどう作り上げていくか、市民の意識醸成が目的です。

 二人の講師が、基調講演を行います。キャリアバンク執行役員海外事業部の水田充彦氏が「地域中小企業における外国人採用の注意点と活用好事例」と題して、東川町の松岡市郎町長が「多文化共生まちづくりにおける地域活性化の秘訣」と題して話します。

 その後、水田氏をコーディネーターに「人口減少時代における上川管内の外国人活躍と共生を考える」と題して、北工学園旭川福祉専門学校(東川町)の三宅良昌校長、東海グループ東海産業(旭川市)の津山健社長、かわにしの丘しずお農場(士別市)の今井裕社長の三人がパネリストとなり、パネルディスカッションを行います。終了は午後四時頃です。その後、水田氏が個別相談に応じます。

 参加無料。定員は先着百人。セミナーへの参加と個別相談(先着五社)は事前申し込みが必要です。所属団体(企業名)、住所、電話番号、参加者氏名(役職も)を、相談を希望する人は、上記のほか、相談内容を簡潔に記入し、ファクス(FAX46―5204)かメール(kamikawa.chisei1@pref.hokkaido.lg.jp)で申し込んでください。

 問い合わせは、同振興局商工観光課・長田さん(TEL46―4956)へ。