動物のモニュメントに囲まれた「旭川動物ピアノ」が十二月十六日から、旭川空港一階ギャラリーに置かれて空港利用者を楽しませている。

 熟練した技術が必要なピアノの運送を手掛ける旭川小型運輸の企画。昨年の十一月にリアルター夢リンゴ体育館(神楽四ノ七)で行われたヴォレアス北海道の試合会場に初めて設置した。

 前回は試合当日だけだったが、今回は十二月中旬から一月末まで、約一カ月半にわたり設置される。

 ピアノの周りには絵本作家のあべ弘士さんがデザインした動物のモニュメントが置かれ、誰でも好きな時に好きな曲を弾くことが出来る。

 同社の湯野永知専務は「世界中で『ストリートピアノ』のプロジェクトが人々の親睦を深め、地域に賑わいを創出しています。旭川でもこの動物ピアノをきっかけに、子どもから大人までたくさんの人たちが出会い、多くの人を笑顔に出来たら嬉しいです。そして、音楽が少しでも地域の元気に繋がってくれればと願っています」と話している。

 動物ピアノに関する問い合せは同社(TEL48―3261)へ。