ピアニスト・鈴木しおりの「帰郷記念コンサート~ふたたび旭川で、若者たちと~」が三月七日(土)午後二時から、市民文化会館(七ノ九)小ホールで開かれます。

 旭川出身の鈴木さんは、武蔵野音大ピアノ専攻卒業後、一九七四年から二〇〇三年まで、二十八年間にわたって「若者の音楽会」を主宰し、旭川の新人音楽家の紹介・育成に力を尽くしました。二〇〇〇年から、北翔大学(江別市)音楽コースで指導し、この三月に定年退職します。

 そこで、「ふたたび旭川で、若者たちと」と銘打った帰郷記念のコンサートを企画したというわけです。

 プログラムは、鈴木さんのピアノ独奏を中心に、賛助出演の箏の北島千絵さん、クラリネットの榎本美月さんの独奏を交え、若手との連弾や二台のピアノ(八手)など。

 鈴木さんは、「旭川での公演は十数年ぶりで、心が浮き立つ思いです。私個人の記念公演ではありますが、どなたでもお楽しみいただけるようプログラムを工夫しています。ぜひ、お出かけください」と呼び掛けています。

 入場料は、“帰郷の挨拶を兼ねて無料”とのこと。午後四時に終了の予定です。問い合わせは(TEL011―387―3995)北翔大学 鈴木研究室へ。