NPO法人日本自費出版ネットワークは、より良い自費出版物の製作と普及のため、二〇〇四年から「認定自費出版アドバイザー制度」を創設し、自費出版サポートのための人材育成を進めている。

 市内の印刷会社あいわプリント(三ノ四)の阿部純子さん(50)が、約一年間の研修や検定を経て、北海道で四人目となるアドバイザーに認定された。全国では百人ほどが認定されている。

 同社は、地元の会社が、地元の人が書いた著書を、地元で発行する、という仕組みの構築を目指す。阿部さんは「アドバイザーとしてはまだまだ経験が浅いですが、これまで培った編集の経験からサポートします。自費出版を考えている方は、ぜひ声をかけて下さい」と呼びかけている。

 問い合わせは同社(TEL26―2388)へ。