大雪地ビール館(宮下通十一)が五日から、アイヌ・デザインのラベル「ケラ・ピルカ」の販売をスタートした。

 ケラ・ピルカは、アイヌ語で「美味しい」の意味。鷹栖産の麦芽と外国産の麦芽をブレンドして使い、アロマホップ由来の豊かな香りが特徴だ。

 新ラベルは、アイヌ衣装の女性と男性が笑顔で麦とホップを手にしている、微笑ましい絵柄。川村カ子トアイヌ記念館(市内北門十一)がデザインを監修した。

 アイヌ民族に触れられる施設、民族共生象徴空間「ウポポイ」が今夏、胆振管内白老町にオープンする。旭川のアイヌ文化にも注目してもらえるよう願いを込めた商品だ。

 三百三十㍉㍑入り五百四十八円(税別)。同館レストランとネットショップで販売中。これまでのノーマルラベル、動物園ラベルも引き続き販売している。

 問い合わせは、大雪地ビール館(TEL25―0400)へ。