児童センターのない地域の子どもたちに、児童センターでの遊びを体験してもらう「出張児童館」が八月二日(日)午前十時から、東旭川屯田公園(東旭川南一ノ六)で開かれます。ワーカーズコープ指定管理者グループの主催、「みんなのおうち あしたば」(東旭川南一ノ六)の共催です。

 児童センター(館)は十八歳以下の子どもなら誰でも利用でき、子どもたちの遊びを通じた健全育成を支援する児童福祉施設です。旭川市内には六カ所(東光・神居・神楽・北門・春光・永山)の児童センターがありますが、設置されていない空白地域も少なくありません。

 主催者の一人、北門児童センターの青塚美幸さんは「児童センターのない東旭川地区の子どもたちに、児童センターの機能の一つである遊びを体験してもらおうという企画です。東旭川地区の人たちにも、ご協力いただき開催することになりました。今後、子どもの居場所づくりの大切さを知ってもらい、他の空白地域にも徐々に広げていけたらいいと考えています」と目的を話します。

 この日は、水鉄砲バトルのほか、シャボン玉やおもちゃのお魚釣りのコーナーもあります。水鉄砲バトルはスタッフと子どもたちに分かれ、頭の上にのせた的を水鉄砲で撃ち合うゲームです。

 参加は無料。十八歳までの子どものほか保護者や地域の人など、誰でも参加できます。幼児は保護者同伴で。

 発熱など体調の悪い人は参加できません。悪天候の場合は中止です。濡れても良い服装で、タオルや飲み物は各自持参してください。

 正午に終了します。会場となる公園には、のぼり旗が立っています。

 問い合わせは、北門児童センター(TEL52―0765、当日はTEL080―3503―9228)へ。