旭川小型運輸など七社でつくる旭川コガタグループ(湯野信一社長)が十二月二十四日、旭川市の「新型コロナウイルス感染症対策基金」に五百万円を寄付した。

 また、今年入社した阿部たおさん(19)が、「困っている人の手助けがしたい」と先頭に立ち、十二月に入ってから社内で募金活動をスタート。約十万六千円が集まり、同日、阿部さんが西川将人市長に手渡した。

 西川市長から感謝状を受け取った湯野社長は、「不眠不休で対応している医療従事者には頭が下がります。物流業界はコロナの影響で売上げが二割ほど落ち込んではいますが、飲食業界や宿泊・ホテル業界と比べるとまだいい方です。私たちは旭川で商売させてもらっています。弊社専務からの発案もあり、民間でも何か支援できないかと考え、ささやかですが寄付をさせていただきました。ぜひ有効に活用していただけたら」と話した。 (東寛樹)