大雪地ビール(市内宮下十一)が道内の地ビールメーカー二社とのコラボ商品、二種類のビン詰めビールを新発売する。

 コロナ禍で新しい生活様式が始まって約一年、“おうち時間”が増えている状況に合わせた企画だ。

 「山神(やまつみ)」は、羊蹄山を望むニセコ町のニセコビールとのコラボ商品。二つの“山神”に、コロナの終息と大地の豊穣を願うとの命名。荘厳な名前とは裏腹に、ドライで切れ味のある飲み口が冴えるピルスナー。

 「ビター ライフ」はローストされた麦芽の芳ばしい味わいの「スタウト」に、美深産の白樺樹液と、市内東光の「ザ・オールドカフェ」の自家焙煎コーヒー豆の香りと味わいを前面に出した黒ビール。

 工場長の山崎俊至さんは「地元や道内で生産、加工された原料を使ったクラフトビールです。身近な地域や北海道の魅力を改めて発見していただければ、と思います」と話している。

 二つのビールとも、三百三十㍉㍑三本か六本セットで、大雪地ビールのホームページで三日から、先行販売する。価格は、三本セットが三千六百円、六本セットが五千六百円。ザ・オールドカフェの自家焙煎コーヒードリップパックとのセット商品も用意している。詳しくは、ホームページで。