「10年目の3・11 ふくしまを忘れない」集会が十一日昼、宮下通り買物公園で行われた。新日本婦人の会旭川支部(帰山育子支部長)の主催。

 会員二十二人が参加し、「原発ゼロ」「自然エネルギーの拡大を」のプラカードを掲げて道行く市民にアピールした。

 また、寿都町と神恵内村に対して核のごみ最終処分場の文献調査受け入れ撤回を求める署名活動も行い、三十分ほどで両自治体に対する署名がそれぞれ三十筆近く集まった。

 高橋睦美事務局長は「『福島第一原発では、汚染水を垂れ流しにしている』と怒って署名して下さる人など、皆さん、核のごみ最終処分場について関心を持ってくださっていることを肌で感じました」と話していた。(佐久間和久)