大成地区で子ども会祭り大成地区の子ども会の祭りが六日、知新小学校(八ノ十三)の体育館で開かれた。大成地区市民委員会青少年育成部(宮本遵嗣部長)の主催。

子どもの健全育成と同時に、学校と地域の結び付きを強めようと行われており、今年で十六回目。毎年、夏休み終了後すぐの日曜日に開くが、今年は選挙の関係で一週遅い開催となった。

会場には知新小の子どもたちをはじめ、地域の幼児たちあわせて百五十人ほどが集まった。昔懐かしい型ぬきや輪投げ、フリスビーでのストラックアウト、スタッフ手作りのスマートボールなどのゲームが用意された。

同祭スタッフによるオリジナルのゲームもあった。一枚の紙片をどれだけ長くちぎれるか競う「紙ちぎりのばし」や、出来るだけ高く空き缶を積む「空き缶積み」などに、子どもたちは笑顔一杯で挑戦していた。

祭りには旭東高のボランティア部も協力していて、同部の生徒と顧問がゲームの進行などを手伝った。また北都中の生徒会も手伝う予定だったが、インフルエンザの影響で参加出来なかった。

宮本部長は「かつて町内会単位にあった子ども会が姿を消し、それに代わる存在が必要だと感じて続けています。地域と子どもの触れ合いはなくてはならないもの。婦人部や知新小の先生方、周辺の中学、高校も趣旨を理解して協力してくれています」と話していた。

同育成部では、夏休み期間中にも早朝のラジオ体操を行って子どもたちを集め、地域の大人との交流を深めるなどの活動を続けている。