市内で活動する合唱団、ヴォーカルアンサンブル「Birds of a feather」の演奏会が十七日(土)午後二時から、大雪クリスタルホール(神楽三ノ七)音楽堂で開催される。同合唱団による主催。旭川での単独コンサートは十年ぶりだという。

 今回の演奏会は、数多くの合唱編曲作品を手がける作曲家・信長貴富さんの曲だけを集めて構成。アニメの主題歌など誰もが楽しめる親しみやすいものから、社会的なメッセージ性の強いものまで、それぞれ特色の違う三部構成で、幅広いジャンルの曲を選曲した。

 3rdステージで歌う、「混声合唱とピアノのための『ぼくの村は戦場だった~あるジャーナリストの記録~』」は、シリアで亡くなった戦争ジャーナリスト・山本美香さんの手記から歌詞を構成して作られた曲。五年前に演奏予定だったが、直前にコロナ禍で中止となった経緯がある。指揮者の水野雅文さんは、「今回、満を持しての演奏となります。この間にウクライナやパレスチナで戦争や紛争が勃発し、今この時期に歌うことの意義を感じています。もともと独唱曲として作られた曲ですが、混声用に編曲されたことで、いろんな人が訴えかけるイメージになりました。信長先生の言うように、『歌も一つのメディアである』という自覚をもって表現したいと思います」と話す。

 同合唱団は、旭川東高の合唱部OBを中心に二〇〇八年に発足。若手の社会人を中心に、幅広い年齢層の団員三十人からなる。月に四回(水曜日二回、日曜日二回)、神楽公民館で活動をしている。

 入場料は、一般千円、高校生以下五百円。チケットはコーチャンフォー旭川店と大雪クリスタルホールで扱っている。問い合わせは、ヴォーカルアンサンブル「Birds of a feather」(メール v.e.birds.of.a.feather@gmail.com)まで。