59 北海道中小企業家同友会道北あさひかわ支部に所属する企業と特別支援学校の生徒との交流会が八月二十四日、旭川高等支援学校(五ノ西五)体育館で開かれた。同支部の主催。
同支部では、二〇一八年度に障がい者就労委員会を設立。障がい者雇用の問題解決や、企業が障がい者に対する理解を深めるための取り組みを行っている。
特別支援学校との交流会も、その活動の一環で、「学校の地元企業への理解」や「企業の生徒への理解」などを目的に、一八年から開催している。
一九年の開催以降、コロナ禍の影響で開かれておらず、今回、五年ぶりの開催。農業や家具製造業、卸売業、食品製造業など全十三社がブースを構えた。
旭川高等支援学校をはじめ鷹栖町、愛別町、東川町、美深町などの養護学校の生徒や保護者、教員ら約百人が参加。興味のある企業のブースを訪れ、それぞれの業務内容や教育体制など、一回十五分、計四社の説明を聞いて回った。
同支部委員会統括の大野雅志さんは「生徒が就職先を選ぼうにも、校内にいるだけだと情報が少なく、先生方も多くの企業のことを知っているわけではありません。市内にはこんな企業があることを知ってもらい、少しでも生徒と保護者の不安を軽減したい。また生徒が就職後、『聞いていたのと違う』とならないよう、ギャップを少しでも縮められるように企画しています。来年、再来年も続け、恒例の取り組みとして生徒や保護者に認知されるようにしたい。行政も含めたいろいろな人に関わってもらうことで、この会がさらに発展していけば」と語る。
交流会に参加した旭川高等支援学校生産技術課二年の佐藤空さん(17)は「自分に合う職業がこれまでわからなかったけれど、今回の交流会で、興味のある企業が見つかりました。自分たちで情報を集めようと思っても限界があるので、とても参考になった」と、充実した表情で話した。(東寛樹)





