北海道中小企業家同友会道北あさひかわ支部に所属する企業と特別支援学校の生徒との交流会が五日、旭川高等支援学校(五ノ西五)体育館で開かれた。同支部と旭川高等支援学校学校運営協議会の共催。

 同支部では、二〇一八年度に障がい者就労委員会を設立。障がい者雇用の問題解決や、企業が障がい者に対する理解を深めるための取り組みを行っている。特別支援学校との交流会もその活動の一環で、「学校の地元企業への理解」や「企業の生徒への理解」などを目的に、同年から開催してきた。

 今年は食品製造業、クリーニング業、小売業など全十五社がブースを構え、旭川高等支援学校をはじめ、愛別町、美深町、雨竜町などの養護学校の生徒や保護者、教員ら合わせて約二百人が参加した。

 生徒らは興味のある企業のブースに行き、それぞれの業務内容や教育体制など、一回十五分、計四社の説明を聞いて回った。

 同支部障がい者就労委員会の瀧野雅一委員長は「企業の人手不足という社会的な側面があり、障がいの有無に関わらず、幅広く人材を集めることが重要になってきています。働くことは経済的な面だけでなく、社会とつながるという意味合いもあります。この交流会をきっかけに、お互いの理解が深まってくれたら」と語る。

 交流会に参加した旭川高等支援学校環境・流通サポート課一年の松田琉蒼さん(15)は「いろいろな仕事が見られて、働くイメージができた。小売業や製造作業の企業が気になった」と感想を話した。(東寛樹)