今年十月下旬に富山市で開かれる「世界手打ちそば名人グランプリ」への出場をかけた北海道支部予選会が七月二十七日、東神楽町コミュニティセンター(北一西一)で行われた。全麺協北海道支部の主催。

 道内各地区から、全麺協が認定する四段から六段までの実力者二十三人が出場。高橋富士子さん(60)=幌加内そばスクール蕎雪庵=ら十五人のグランプリ出場がきまった。

 競技は二回に分れて行われ、制限時間は四十分。作るのは、幌加内産のそば粉(キタワセ)一・二㌔と小麦粉(中力粉)三百㌘を使用した、いわゆる二八そば。「水回し、ねり、のし、切り」などの作業を、五人の審査員が会場を巡回しながら評価。百点満点からの減点法で、順位を決めた。

 母親の和服をリフォームした“勝負服”を着て出場した有川美紀子さん(73)=苫小牧手打ちそば愛好会=は「湿度が高く感じたので、水加減を調整しました。なかなか『これで良し』というそばは打てないものです。でも、各地で頑張っている、そば打ち仲間に会えただけでも嬉しかったです」と笑顔で話した。

 全麺協主催のグランプリは、今年が第一回。初代チャンピオンを目指し、全国から約七十人が出場する。(佐久間和久)