道職業能力開発促進センター旭川訓練センター(ポリテクセンター旭川)は七月二十六日、同センター(永山八ノ二十)で、ものづくり系コースの職業訓練を体験する「ポリテク体験会」を開催した。

 同センターでは、求職者が新たな技能・技術を身につけ、早期に再就職するための支援を行っている。体験会は、十月に開講する訓練生の募集のために実施。ものづくり業界で人手不足が深刻化していることから、ものづくりへの興味・関心の醸成を図った。

 この日は、受講を検討している人やものづくりに関心のある人を対象に、①機械加工技術、②電気システム、③金属加工、④ビル管理技術の四学科の訓練を体験。機械工やマシンオペレータとして働くことを目指す機械加工技術科では、機械部品を加工する大型機械の「フライス盤」と「旋盤」を使った作業を行った。そのうちの旋盤は、円筒形の金属を加工するもので、材料を回転させて刃をあてることで、外径を削ったり、ネジ山を作ったりできる。

 指導員は、参加者一人ひとりに、複数あるハンドルの位置や動かす順番を説明。参加者は「きれいに削れて気持ちが良かった」「面白かったので、機械加工技術科に入ってみたい」などと話した。

 そのほか、電気システム科では照明の配線をつないで実際に灯りをつける作業を体験し、金属加工科ではTIG溶接加工を実施。ビル管理技術科では、エアコンなどで使うガスの配管の曲げ加工を行った。

 センター長の工藤正之さんは「ものづくり系の仕事を経験したことのない人が多く受講するが、全員が就職して新たな分野で活躍している。女性でも機械加工や溶接の仕事に就職した人もいるので、安心して受講してほしい」と呼びかけている。

 機械加工技術、電気システム、ビル管理技術の三学科は、十月から来年三月まで開講する。申し込み期限は、九月五日(金)まで。同月十六日に選考結果が発表される。募集案内等は左記QRから確認できる。

 問い合わせは、同センター訓練科(TEL 47―8043)まで。(横地純鈴)