東川町の松家農園(松家源一社長)製造・販売の「すこやか三味茶」が、道の駅ひがしかわ「道草館」(東町一丁目)で静かな人気を呼んでいるこのお茶は、ローズマリーと有機栽培のタマネギの皮、ニンニクの三種類をブレンドしたティーパッグ。

 二十歳代から有機栽培に取り組んできた松家さん(77)がローズマリーの苗を八年前に十株を購入。徐々に株を増やし一時は屋外で、国内では最大面積の畑で一万本を栽培していたが、その後体調を崩し、現在はハウスで三千本ほどを育てている。

 タマネギの皮やニンニクも、松家さんが有機栽培に取り組む関係で生まれた、道内の農家が栽培したもの。

 ローズマリーは抗菌、抗酸化作用や精神の鎮静効果、血行の改善効果があり、記憶力や集中力の向上や血糖値上昇抑制、食品の腐敗防止などの効果があると言われている。またネギ属の研究で著名な北翔大学・東海大学名誉教授の西村弘行氏によると、「タマネギの皮には抗酸化力の高いケルセチンが、可食部(中の白い部分)の五十倍以上含み、血圧上昇抑制効果やアルツハイマー型認知症の予防効果が見られる」という。世界ニンニク会議でも、ニンニクには生活習慣病、とりわけ循環器疾患、ガン予防に効果があると発表されている。

 松家さんは「効果のエビデンス(証拠)はこれからですが、例えばローズマリーは血行が良くなるため血圧が高めになるのですが、タマネギの皮とニンニクは血圧を低くする効能があり、お互いがそれぞれの長所を生かし、欠点を補い合う、身体に良い三つをブレンドしたお茶です」と語る。

 「すこやか三味茶」は三パック入り・二百円(税込)、二十パック入り千円(同)。このほか道の駅では、同園製造販売のローズマリーのビネガー(酢)やパウダー、ソルト、香り袋、キャンデーなども売っている。

 松家さんは「年齢も年齢だが、八十歳をメドにもうひと頑張りするつもり」と、ローズマリーの栽培技術の継承をしてくれる人や、商品の製造販売の事業拡大を一緒に取り組んでくれる、特に若い人を募っている。

 問い合わせは、松家農園(西町七丁目、TEL 090―8900―3320、TEL 74―6222)へ。(佐久間和久)