旭川市立大学が新設を目指し、文科省に設置申請をしていた「地域創造学部」が八月二十九日認可されたことを、市が一日発表した。来年四月から開設される。

 同学部の定員は一学年百人。学生は二年次後期から「地域デザイン」と「アントレプレナー」の二コースのいずれかを選択し学ぶ。

 同学部は、①入学後に専門コースを選択できる、②文理融合型教育の重視、③各学年でプロジェクト型学習(PBL)の実施、④様々なフィールドでDX人材として活躍できる学生の育成などを特徴とする。

 具体的には、理系の地域デザインコースと文系のアントレプレナーコースの科目を進路に合わせて横断的に組み合わせが可能で、どちらのコースもデータサイエンスの科目が必修でデータを用いて新たな科学的で社会的に有益な知見を得るアプローチができる、グループワークで他者と協働することでコミュニケーション能力を培い、全体としての力を引き出していく実践を行い、地域内の企業や自治体、研究機関などと連携する教育体制を進める、としている。

 そして養成する人材像に、①数理・データサイエンス・AIと工学、マネジメントの知識をあわせ持ち、地域に新たな価値を創造することができる人材、②地域や自身の経営資源を把握し、社会課題に果敢に挑戦するスタートアップ人材、③企業や行政機関などのプロジェクトリーダーとして活躍する人材の三つをあげている。

 現在、新学部の校舎建設が進められており、来年一月末に完成予定。総工費約二十三億円。(佐久間和久)