ドキュメンタリー映画『はだしのゲンはまだ怒っている』(監督・込山正徳、九十分、二〇二五年)の上映会が七月十九日(日)、サン・アザレア(六ノ四)で行われます。チーム今だからの主催。

 同作品は、二〇二四年にBS12トゥエルビで放送されたドキュメンタリー番組『「はだしのゲン」の熱伝導 ~原爆漫画を伝える人々~』を再構成し、新たな内容も加えて映画化したもの。中沢啓治の漫画『はだしのゲン』を通して、原爆や戦争の記憶を現代にどう受け継ぐべきかを問いかけるドキュメンタリーです。

 『はだしのゲン』が世界中で読み継がれてきた理由や、近年起きた閲覧制限・教材削除をめぐる議論を取り上げながら、核兵器や戦争のない社会を求め続ける「ゲンの怒り」が今なお生きていることを描いています。関係者のインタビューと資料映像を積み重ねてメッセージを伝える、社会派作品です。

 ウクライナや中東で戦争が続き、核の脅威が再び語られる現代において、『はだしのゲン』を単なる「戦争漫画」としてではなく、「いまの社会を映す鏡」として捉え直している点が見どころです。

 主催者は「無関心で忘れやすいこの国で、半世紀以上も怒りとともに語ってきたゲン。ゲンの怒りとは何なのかに耳を澄ませ、私たちも納得のいかないことにはきちんと怒らなくては。今の社会には納得のいかないことばかりです」と話し、広く来場を呼びかけています。

 映画は字幕付き。三階ホールで午前十時、午後一時、同四時、同七時から上映されます。

 チケットは、一般千二百円(前売り千円)、学生・障がい者五百円、高校生以下無料です。こども冨貴堂で取り扱っています。

 予約・問い合わせはチーム今だから(TEL 080―5720―4367)まで。

 

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