デフ陸上教室と、パラ陸上競技理解啓発研修会が十五日、花咲陸上競技場で開かれた。

 一般社団法人日本デフ陸上競技協会と、旭川パラスポーツ協議会の主催。

 トップアスリートと一緒に体を動かして陸上の楽しさを体験し、障がい者の競技への取り組みについて理解を深める機会になることを願って開催。

 教室と研修会には、三歳から一般まで三十二人が参加した。

 教室では、デフリンピックメダリストの佐々木琢磨選手と、走り幅跳び8㍍ジャンパーの小田大樹さんがゲスト講師。さらに、旭川で三年連続して合宿をしている、日本デフ陸上競技協会の強化指定選手二十七人に、コーチらもサポートした。

 走り高跳び、ソフトボール投げ、100㍍走や、デフ選手が使うスタートランプも紹介され、参加者が体験した。

 昨年の東京デフリンピック400㍍リレー金メダリストの佐々木選手は、参加した子どもたちを前に「たくさん食べて、たくさん寝ること。たくさん走って、遊ぶこと。たくさんの人の話を聞いてください。それをこれからの生活の中で守ってほしい」と、アドバイスした。

東京デフリンピック結果報告も
パラ陸上理解啓発研修会

 東京デフリンピックの報告をはじめ、聴覚障がい者、デフスポーツ、デフ支援機器、視覚障がいの陸上競技とガイドランナー、車いす競技、知的障がい者の陸上について説明を受けたあと、実技が行われた。

 アイマスクをしてブラインドアスリートに加え、ガイドランナーも体験。車いすのスラローム競技に挑戦したり、、義足をつけて走った。

 さらに、スタートランプも経験した。

 主催した一般社団法人日本デフ陸上競技協会の山岸亮良事務局長は「こうして強化合宿の中や各地域で、こうした活動を続けていくことで、障がい者やデフ陸上の理解を感じていただければ幸いと思っています。まだまだ、デフ陸上の認知度は、パラ陸上に比べると低いです。みなさんに知ってもらえることで彼らも頑張って競技を続けると思いますので、これからも協力、ご支援をいただければ幸いです」と、話した。(佐藤敦彦)

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