旭川彫刻サポート隊が十九日朝、市内の野外彫刻の清掃を行った。

 同隊は二〇〇二年(平成二十二年)七月に結成。現在の隊員は百三十人、七班に分かれて各地域にある野外彫刻の清掃を行っている。

 四月から十月までは月一回の清掃と点検、二月には除雪を行っている。「橋の上や交通量の多い場所は、震動の影響を受けて固定具が弛むといった事もあるので、点検も重要です」と同隊代表の小沢和雄さん(73)は話す。

 記者が取材した四班はこの日、永隆橋・緑橋・日之出橋・新成橋の四つの橋に設置されている八作品の清掃を行なった。「今年は黄砂がひどいね」などと話しながら、作品を傷つけないよう丁寧に汚れを落としワックスを使って磨いた。

 以前は酸性雨の影響や排気ガスによる黒ずみで汚れていた。彫刻が現在のように綺麗な状態になるまで七年ほどかかったという。「作者が魂を込めて作った作品が汚れてしまうのは悲しい事だと思います。私たちの地道な努力で、旭川が彫刻の街であるという事が知られると嬉しいです」と小澤代表は話していた。