住民らが協力して地域を花いっぱいにする「春光台フラワーロード」運動の苗植えが四日、春光台中学の生徒が参加して行われた。

 春光台の各市民委員会と福祉村施設、小中学校、実業高校、旭川高専らが協力し、地域の活性化を目的に毎年、約十二㌔の道路わきの花壇に花を植えている。今年で二十四年目になる。

 苗は福祉村の北海道療育園(春光台四ノ十)で四月下旬から育て、住民らが協力してポットに植え替えた。今年はサルビアやマリーゴールド、メランポジュームの苗四万個が道路を飾る。

 春光台中学では、地域の作業に先駆けて、総合学習の時間を利用して全校生徒三百三十三人が学校周辺の道路わきの花壇に苗を植えた。この日の気温は三十度を超える真夏日。生徒たちは「あちー」と声を上げながらも楽しげに作業に励んだ。

 八日には地域住民らによる苗植えが一斉に行われた。花壇は今後、周辺住民らが水やり等を行って管理を続ける。