市内にある四十七カ所の認可保育園合同による「こどもしゃしん展」が四日から六日まで、アッシュアトリウム(市内一ノ七、買物公園)で開かれた。社団法人旭川民間保育所相互育成会主催。

  会場には、太陽をいっぱいに浴びながら気持ちよさそうにプールで泳ぐ様子や、ジャングルジムのてっぺんに上り、園庭の高い木の枝に実を付けたサクランボを見上げる姿など、園児たちの無邪気な表情をとらえた写真パネル約五十枚が並んだ。買い物客らが足を止めて眺めながら、心を和ませていた。

  来場者を笑顔で迎えていた、わんぱく保育園(市内二ノ十一)の園長・後藤征夫さん(68)は、「今の社会は、夫婦共働きの世帯が多く、どの保育園に子どもを預けようか悩んでいる人がいると思います。今回の写真展を通して、地域には子どもたちが生き生きと生活を送る認可保育園がたくさんあるということを、市民に広く知っていただけたのではないでしょうか」と話していた。