画像 旭川市の友好都市である中国・ハルビン市から四日、代表団五名が来旭し、市内企業の視察などを行なった。

 前日までの三日間、東京都内を視察した一行は、四日午前九時二十分、旭川空港に到着。バイオトイレを製造・販売する正和電工(株)に向かった。

 バイオトイレは、排泄物を水洗に頼らず、おがくずに含まれる微生物の働きで処理するトイレ。同社の橘井敏弘社長が、展示品のほか実際に社内で使用されているバイオトイレを見せながら説明した。

 代表団のひとり、中国共産党ハルビン市委員会の杜宇新書記は、設置費用や消費電力について、また「おがくずは他の農作物などでも代用できるか」など、熱心な質問を繰り返していた。

 この後、一行は旭川市長を表敬訪問し、午後は北海道伝統美術工芸村のほか二企業を視察。翌五日は札幌市内を視察し、新潟市を経由して七日、ハルビンに戻った。