「九月は印刷の月です」――北海道印刷工業組合旭川支部(谷川敞支部長)が印刷の月にちなんで二十一日から二十三日まで、アッシュ・アトリウム(一条買物公園)で特別企画展を開きます。

 パソコンやデジタル機器の急速な普及によって、印刷がどんどん身近になっている反面、機器の使い方や業者への発注の手順が分からないなどの疑問も増えていることから、プロの印刷屋さんによるアドバイスの場を提供することにしました。

 印刷や製本に関わる四十九社が加盟する同支部が、印刷の月にちなむイベントを企画したのは初めて。加盟各社が手がけたポスターやカレンダー、カタログ、パンフレット、チラシ、自費出版した自分史などのほか、包装紙やパッケージ、名刺などを展示します。会場では、来場者に「お気に入り」を投票してもらい、抽選で東川産の新米などをプレゼントします。

 また、二十二、二十三日の午後一時から四時まで、自分史の出版や家庭のパソコンで作ったデータの印刷適性、デジカメのデータ利用、ホームページ作製などについての疑問や相談に無料で応じる「よろず相談所」も開設して、プロのスタッフが丁寧に応えます。

 作品展は三日間とも、午前十時から午後四時まで。入場は無料です。問い合わせは同支部(電話31―5581)へ。