画像 稚内市在住の洋画家・高橋英生さんの個展「パリから上勇知原野へ」が十九日から、ギャラリーシーズ(旭町二ノ三、久木佐知子代表)で開かれます。

 高橋さんは一九三三年(昭和八年)、稚内市生まれ。札幌を活動の拠点にしながら、フランスにも七度ほど渡り、パリの街並みなどを数多く描いてきました。〇三年(平成十五年)に故郷の稚内市に戻り、上勇知地区にアトリエとギャラリーを開設して、創作活動を続けています。

 今回の個展では、パリに滞在していた当時に制作した風景画のほか、上勇知のアトリエから望む利尻山の優美な姿、純白の雪景色の中の樹氷に覆われた白樺林など、自然をテーマにした作品約二十点が展示されます。

 会期は、三十一日までの午前十時から午後七時(最終日は午後五時まで)。火曜日は休廊です。また、十九、二十、二十九、三十日は、高橋さんが会場に来て、展示している作品についての思い入れやエピソードなどを紹介します。

 詳しくは、ギャラリーシーズ(電話53―8886)へ。