旭川龍谷学園(石田嗣麿理事長)が主催する文化講演会が十一月九日午後六時半から、大雪クリスタルホールで開かれます。

 今回で三十二回目を迎える講演会です。かつては仏教関係者を多く講師に招いていましたが、より現在に関わる問題を提起しようと、この三年は精神科医や脳科学者らを講師に迎えています。

 今回は、生物学者で早大教授の池田清彦さんが「本当の環境問題 環境報道のウラを読む」をテーマに話します。池田さんは一九四七年(昭和二十二年)東京生まれ。著書に「科学とオカルト」「環境問題のウソ」「構造主義生物学とは何か」「昆虫のパンセ」など多数があります。昨年もこの講演会で講師を務め、「生と死の生物学」の演題で話しました。

 入場無料。事前予約は不要です。問い合わせは旭竜谷高(電話39―2700、担当・松倉さん)へ。